三重の森からCO津吸収プロジェクト

中勢森林組合では、地域の森林整備を通じてCO₂吸収に貢献し、「三重の森からCO津吸収プロジェクト」としてJ-クレジット認証を取得しています。
企業の環境経営・カーボンオフセット活動に、地域発の確かなクレジットをぜひご活用ください。

この地域の森林の現状

近年、人工林の収益性が低下したことで、本来必要とされる適切な管理が行われず、人工林が放置されるケースが増加しています。
森林の価値低下は所有者の関心を薄れさせ、さらに世代交代が重なることで、自らの所有林の境界すら分からなくなる「忘れられた森林」を生み出しています。
こうした森林放置は、林内環境の悪化や森林本来の保水力の低下などを引き起こします。
林業は自然の恵みを受ける産業ですが、その衰退は逆に自然環境への負荷を大きくし、結果として住環境の悪化や自然災害リスクの上昇へとつながってしまいます。

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新たな森林価値の創造

行政の支援によって森林整備は進められているものの、現状では十分とはいえません。
何より大切なのは、森林所有者自身が自らの森林に価値を見出し、守り続ける意識を取り戻すことです。
そのためには、森林が新たな価値を生み出し、持続的に維持されていく仕組みづくりが求められていました。
そこで中勢森林組合は、J-クレジット制度を活用した森林整備の取り組みを開始しました。
中勢森林組合のJ-クレジットは、津市の森林を適切に整備することで生み出される「CO₂吸収量」を基盤としたクレジットです。
クレジットの販売で得た収益は次の森林整備へ再投資され、整備された森からさらに新たなクレジットが生まれる——その循環型の仕組みを構築しています。
これが「三重の森からCO津吸収プロジェクト」です。

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中勢森林組合の挑戦

中勢森林組合の強みは、長年にわたり地域とともに築いてきた「津市の森林地域との強固なネットワーク」と、「確かな森林管理能力」にあります。
これらの強みを最大限に活かし、地域の森林を未来へつなぐ持続可能な整備に全力で取り組んでいます。
しかし、このプロジェクトをより大きな循環へと発展させるためには、この地域の実情をご理解いただき、取り組みに参加してくださる企業様の存在が欠かせません。
ご賛同いただける企業様の想いが、森と地域の未来を確かに前進させます。
森を守ることは、地域の安全を守ることにつながります。
企業としての社会的責任（CSR）やカーボンオフセットの取り組みとしても大きな価値があります。
「三重の森からCO津吸収プロジェクト」は、賛同いただいた企業様とともに未来の森林を育てる共同事業です。
森林整備によって生まれるCO₂吸収クレジットを通じ、企業として確かな環境貢献を形にしていただけます。
私たちは、地域と森林の未来をともに支えるパートナー企業を広く募集しています。
挑戦はまだ始まったばかりです。
ぜひ、この循環をともに育てる力となってください。

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Ｊ－クレジット制度とは？

省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの活用によるCO₂の排出量削減や適切な森林管理によるCO₂の吸収量を、クレジットとして国が認証する制度です。
森林Ｊ-クレジットとは、これらＪ-クレジットのうち、森林経営活動や植林活動の取組みから生じたCO₂の吸収量を、クレジットとして認証するものです。

詳しい説明はこちらから
Ｊ－クレジット制度ホームページ

三重の森からCO津吸収プロジェクト

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